yahooアクセスランキング記事を要約する blog

ヤフーニュースのアクセスランキング記事を要約するブログです。

勝瑞駅のトイレ問題、JR四国と藍住町はどう対応するか

スポンサーリンク

news.yahoo.co.jp

こんにちは、徳島県在住のブロガーです。今日は勝瑞駅のトイレ問題についてお話ししたいと思います。

勝瑞駅高徳線の基幹駅で、特急列車も停車します。近くには徳島北高校や勝瑞城館跡などがあります。しかし、その駅のトイレはとても使いづらいということをご存知でしょうか?

実は、駅舎の南側にある男女兼用のトイレは、出入り口が道路に面しており、中が丸見えになっています。扉やついたてもありません。通行人から見えるだけでなく、遠くからでも利用状況が分かってしまいます。特に女性にとっては恥ずかしくて利用できないという声が多く聞かれます。

この問題は長年指摘されてきましたが、JR四国藍住町は改修する計画がありません。JR四国は列車内にトイレがあることや駅の利用状況などを理由に現状を維持しています。藍住町はトイレは駅利用者のものであり、町が主体となって改修することは考えていないとしています。

しかし、これでは納得できませんよね。駅のトイレは公共の施設です。地域住民や観光客にとっても必要なものです。プライバシーを守ることは最低限のマナーです。他の県内の駅では自治体が費用を出してトイレを整備しています。例えば、鳴門市では2019年に約3400万円をかけて鳴門駅に公衆トイレを設置しました。これは駅舎の耐震化に合わせてJRと連携したものです。

公共トイレは町の品格にもつながります。東京都渋谷区では有名建築家がデザインした公共トイレが話題になりました。徳島大大学院の山中英生教授(都市計画)は「公共トイレは町の品格にもつながる。誰が費用負担するかという点はあるが、地元の高校生やボランティアらを巻き込んで地域を考える契機になるのではないか」と指摘しています。