この記事は、東京都内にある唯一の「道の駅」である「道の駅 八王子滝山」について紹介しています。この施設は、地元産の農作物が並ぶ直売所が目玉で、多くの客で賑わっています。2007年4月にオープンした八王子滝山は、都内初の道の駅として注目を集め、開業からわずか9か月で来場者数が100万人を突破しました。近年はコロナ禍の影響がありましたが、21年度の施設全体の売り上げは8億7500万円で、来場者も77万5000人に上ります。
都内に道の駅が1か所しかない理由として、あきる野市や青梅市、日野市なども導入を検討したことがありますが、「道の駅の要件を満たす土地の確保が難しい」などとして実現には至っていません。道の駅を設置するためには、24時間無料で利用できる駐車場・トイレがあり、道路情報や地域の観光情報などを提供すること、観光レクリエーションや特産品の販売所など地域振興施設があることなどが条件になります。
