現役ドラフトの対象となる投手の注目選手を紹介するブログ記事

【現役ドラフト】注目投手12人を紹介　実績豊富な右腕やスピードボーラーに開花の兆しも（スポーツナビ） - Yahoo!ニュース

プロ野球の現役ドラフトが12月8日に開催されます。現役ドラフトとは、出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的とした制度で、昨年度に初めて実施されました。昨年度の現役ドラフトで移籍した投手の中では、阪神の大竹耕太郎が主力級の活躍を見せましたが、彼に続くような活躍の可能性を秘める投手たちはどのような選手なのでしょうか。¹今回は、現役ドラフトの対象となる投手の中から、二軍で好成績を残した選手をピックアップして紹介したいと思います。

• 宮川哲（西武）：イースタン・リーグ最優秀防御率
  • 今季から先発に挑戦した右腕で、二軍では防御率2.45をマークして最優秀防御率のタイトルに輝きました。一軍では初先発で勝利を挙げましたが、以降は振るわず4試合の登板にとどまりました。²チームでは平良海馬がエース級の活躍を見せるなど、ローテーションの層は厚いです。³宮川はプロ入りから3年間で123試合の一軍マウンドに上がった実績と、4年目の今季は二軍で103イニングを投げ抜いたタフネスさも売りとしています。⁴起用の幅も広く、二軍で待機させるにはあまりに惜しい投手です。⁵
• 村西良太（オリックス）：ウエスタン・リーグ最優秀防御率
  • 今季は、元々サイド気味だった投球フォームを改良し、アンダースローに本格転向した左腕です。⁶二軍では14度の先発を含む22試合に登板し、99イニングを投げて防御率1.73を記録しました。一軍では防御率6点台と振るわなかったものの、フォーム変更1年目ということを考慮すれば、まだまだ伸びしろは残しているといえるでしょう。⁷チームは山本由伸のメジャー挑戦に加えて、山崎福也のFA移籍が決定しました。⁸村西が現役ドラフトの候補にリストアップされる可能性は低いかもしれませんが、希少なアンダースローとして、どのような環境でも活躍が期待される投手です。⁹
• 生田目翼（日本ハム）：イースタン・リーグ防御率0.94
  • 今季の一軍登板はリリーフでの5試合にとどまった右腕ですが、二軍では先発と救援合わせて28回2/3を投げて防御率0.94と出色の数字を残しました。¹⁰21年にはイースタン・リーグの最優秀防御率に輝くなど、二軍での実績は十分です。¹¹今季は一軍でのストレート平均球速が150キロを計測しており、プロ6年目を迎える来季こそは持っている力を最大限に発揮したいところです。¹²
• 尾形崇斗（ソフトバンク）：ウエスタン・リーグセーブ王
  • 今季は二軍でストレートの平均球速を前年から約3.5キロも向上させ、150キロの大台に到達した右腕です。¹³41試合に登板して防御率0.98、奪三振率11.54と打者を圧倒し、セーブ王に輝きました。¹⁴ファーム日本選手権で胴上げ投手になるなど経験を重ねた一方で、一軍登板は12試合にとどまっています。¹⁵チームのブルペン陣が強力なこともあり、なかなか登板機会を得られずにいますが、リリーバーとして一軍で活躍できるだけの実力は有しているはずです。¹⁶

以上、現役ドラフトの対象となる投手の注目選手を紹介しました。現役ドラフトでは、どのような選手が移籍先を探すのか、またどのような球団が補強を狙うのか、興味深い展開が予想されます。現役ドラフトの結果は、[こちら]でライブ配信されますので、ぜひご覧ください。