【巨人】オリックス近藤大亮を金銭トレードで電撃獲得 ３日で２件成立は異例 ３人目の投手補強（スポーツ報知） - Yahoo!ニュース
こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は、巨人がオリックスから近藤大亮投手を金銭トレードで獲得したというニュースについてお話ししたいと思います。
近藤大亮投手は、プロ２年目の１７年から３年連続で５０試合以上登板し、日本代表としてアジアプロ野球チャンピオンシップ優勝に貢献した実力派の右腕です。２０年９月に右肘のトミー・ジョン手術を受けましたが、昨年４月に支配下登録に復帰し、シーズン３２登板で防御率２・１０と復活を果たしました。今季は１軍では１２登板、防御率５・１１に終わりましたが、１２回１／３で１６奪三振と空振りを取る力強い投球を見せました。２軍では３３登板で１勝０敗６セーブ、防御率１・０８と安定した投球を続けました。高めの１５０キロ台の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップなどの変化球を駆使して、打者を打ち取ることができます。１軍通算でも２０４登板で２０４回２／３を投げて投球回数を上回る２２９奪三振をマークしています。
巨人は今季、チーム防御率がリーグ５位の３・３９、救援防御率が同ワーストの３・８１に終わりました。今オフは支配下選手では鍵谷、鍬原、高木、田中豊、三上、堀岡に戦力外通告し、ドラフトでは１位で中大・西舘、２位でホンダ鈴鹿の左腕・森田、５位で日本生命の左腕・又木と即戦力投手を指名しました。ソフトバンクとのトレードで高橋礼と泉を獲得し、その２日後という異例の早さでオリックスから近藤も加入しました。実績と経験豊富な３投手を一気に補強して戦力アップしました。
近藤投手は、出身が大阪・浪速高で巨人の田中千晴投手の高校の先輩です。オフの自主トレは大勢と同じジムで行い、オリックス時代の同僚・鈴木康平投手もチームにいます。阿部慎之助新監督で来季優勝、日本一を目指す新生・巨人に貴重なリリーフ右腕が加わりました。近藤投手の活躍に期待しましょう。
