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札幌ドームの新モード、日ハムの穴埋めになるか

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日ハムに去られた「札幌ドーム」の現状 「新モード」は見通しが甘すぎた 市民の怒りは行政に(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

こんにちは、今日は札幌ドームの新しい営業スタイルについて話したいと思います。皆さんはご存知でしょうか。昨年まで日本ハムファイターズの本拠地だった札幌ドームが、今年から「新モード」という仕組みを導入したことを。

新モードとは、昇降式の大型暗幕でドーム内を仕切るというものです。これによって、野球以外の中規模イベントにも対応できるようになりました。例えば、ラグビーやサッカーのパブリックビューイングや、コンサートや展示会などです。札幌ドームは4万2000人収容ですが、新モードでは1万人から2万人ほどの規模に調整できます。

しかし、この新モードには約10億円もの費用がかかっています。それに見合うだけの利益が出るのでしょうか。実は、新モードで予約されたイベントはまだゼロなのです。先日行われたラグビー・ワールドカップパブリックビューイングも、札幌市が主催したもので、ドーム使用料は無料でした。

一方、日本ハム北広島市に自前球場のエスコンフィールドを建設しました。こちらは41試合目で観客動員数100万人を突破し、1試合平均約2万5000人と好調です。さらに、音楽イベントなども開催し、試合がない日も多くの来場者を集めています。

札幌ドームは第3セクターであり、札幌市が55%の株式を所有しています。つまり、経営が赤字になれば、市民の税金が投入される可能性があります。札幌市民としては、札幌ドームが新モードで成功することを願っていますが、現状では不安が勝っています。

札幌ドームは総工費600億円以上かかった全天候型多目的施設です。猛暑や大雪にも耐える強みを生かして、さまざまなイベントに活用してほしいと思います。しかし、それには市や指定管理者だけでなく、イベント主催者や利用者の協力も必要です。札幌ドームが日本ハムに頼らずにやっていけるようになる日が来ることを期待しています。