この記事は、北海道札幌市中央区の繁華街であるススキノのホテルの室内で、首を切断された男性の遺体が見つかった事件について報じたものです。被害者は恵庭市の会社員・浦仁志さん（62）で、事件当日、家族には行き先を告げないまま札幌市内で行なわれたディスコイベントに参加したことがわかっています。事件は猟奇的なもので、男性の頭部や所持品、衣服などはすべて犯人が現場から持ち去り、謎が多い事件として多くの注目を集めています。北海道警は札幌中央署に捜査本部を設置して、240人態勢で捜査を続けていますが、発生から1週間以上がたった今も、犯人の特定や逮捕には至っていません。
記事によると、浦さんは受付を済ませ、会場ではレディー・ガガのような服だと思うんですけど、光沢のある衣装を着て目立っていたそうです。一方、地元の恵庭市に住む近隣の住民は、浦さんの印象について「真面目でおとなしい人だった」と口を揃えます。同じ会社に勤めていた男性が語るところによると、「人に迷惑かけたり、恨まれようなこともないし、事件に巻き込まれるような人じゃなかった。室内の建材を製造する仕事で、勤務態度も問題なく真面目だった。お父さんも同じ会社に勤めていたから、親子二代で同じ会社。会社の行事の花見とかで飲んだこともあるけど、特に目立つようなことはなかったよ」ということです。
北海道警は長期戦も覚悟して捜査を続けていますが、犯人は被害者男性の携帯電話も持ち去っており、計画性の高い犯行であることから警察も捜査が難航しているようです。
