山下達郎は、音楽プロデューサーで作詞家の松尾潔がスマイルカンパニーとの契約を終了したことについて、自身のラジオ番組でコメントした。しかし、その内容は、性加害疑惑が持たれているジャニー喜多川氏への敬意と賛美に満ちており、松尾の発言を一方的に批判していた。このことに対して、多くの人々から非難の声が上がっている。
山下達郎は、知性と感性を兼ね備えたアーティストとして長年愛されてきた。彼の音楽や活動は、80年代から現在まで多くの人々に影響を与えてきた。しかし、今回のラジオ発言は、彼のイメージを大きく傷つけるものだった。なぜなら、彼は性加害について知らなかったと言いながら、その加害者とされるジャニー喜多川氏を擁護し、被害者や松尾潔の立場を無視していたからだ。
山下達郎は、自分の音楽に罪はないと言ったが、それは本当だろうか。音楽は作り手の思想や価値観を反映するものであり、聴き手もそれに共感したり反発したりする。山下達郎が今回の発言で示したのは、性加害問題に対する無関心や無理解であり、それは彼の音楽にも影響を与えるだろう。彼が今後どういう姿勢で音楽を続けるのか、注目されるところだ。
