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東南アジア初の高速鉄道に乗ってみた!ジャカルタ―バンドン間を時速350kmで走る驚きの体験

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「中国式」らしさはどこにある?インドネシア高速鉄道の「試乗会」で見えた実力(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

こんにちは。今回は、東南アジア初の本格的高速鉄道となるインドネシアジャカルタ―バンドン高速鉄道に乗ってみた感想をお伝えしたいと思います。この高速鉄道は、中国の技術と資金で建設されたもので、10月1日に開業宣言が予定されています。私は、9月17日に始まった一般向け試乗会に参加することができました。試乗会はインターネットでの事前申し込みが必要でしたが、告知された直後に満席になるほどの人気でした。

試乗会の列車は、ジャカルタ側のハリム駅とバンドン側のテガルアール駅の間を往復するもので、所要時間は約40分でした。ハリム駅には、都心からLRTという軽量鉄道でアクセスできます。LRT高速鉄道と同時に整備されたもので、8月28日からソフト営業を始めています。ハリム駅は、国内線専用の空港もあるエリアにありますが、現時点では空港との連絡はありません。

ハリム駅に到着すると、高速鉄道のターミナルが目に入りました。ターミナルは、白と青のモダンなデザインで、まるで空港のようでした。チケットは、スマートフォンに送られたQRコードで入場できます。ターミナル内には、広々とした待合室や売店、レストランなどがありました。私は、9時発の列車に乗ることになっていたので、8時半に搭乗口に向かいました。

搭乗口から改札を通ると、すぐに列車が見えました。列車は、白と赤のカラーリングで、先頭部分が鋭く尖っていました。列車は8両編成で、2編成を併結して16両編成にすることもできるそうです。私は、2号車の窓側の席に座りました。車内は、日本の新幹線にそっくりでした。座席は、青と白の布張りで、座り心地が良かったです。座席の前には、液晶モニターがあり、速度や時刻、気温などが表示されていました。また、座席の下には、電源コンセントやUSBポートがありました。

9時になると、列車は静かに発車しました。最初は、都市部を走るので、速度はあまり出ませんでしたが、郊外に出ると、徐々に加速していきました。モニターには、時速300kmを超える数字が表示されていましたが、車内はとても静かで、揺れもほとんど感じませんでした。窓の外には、田畑や森林、山々などが流れていきました。途中、トンネルや高架橋を通過するときには、耳が詰まる感じがしましたが、それ以外は快適な旅でした。

約40分後、テガルアール駅に到着しました。テガルアール駅は、バンドンの中心部からは少し離れた場所にありますが、駅前にはタクシーやバスなどの交通機関がありました。私は、バンドンの街を散策した後、同じ列車でハリム駅に戻りました。

東南アジア初の高速鉄道に乗ってみた感想は、とても驚きでした。時速350kmで走る列車は、まるで飛行機のようでした。ジャカルタとバンドンの間は、在来線では約3時間かかりますが、高速鉄道では約40分で行けるので、とても便利です。高速鉄道は、インドネシアの交通インフラの発展に大きく貢献すると思います。また、高速鉄道沿線には、観光地や工業団地などがありますので、経済や観光にも活性化すると期待されます。高速鉄道は、10月1日に開業宣言が予定されていますが、その後もしばらくは試乗会が続くそうです。