こんにちは、陸上ファンの皆さん。今回は、先日行われた「陸上、日・韓・中ジュニア交流競技会」の女子1500メートルについてお伝えします。この種目で優勝したのは、なんと高校1年生のドルーリー朱瑛里（しぇり）選手です。彼女は4分30秒01というタイムで、日本と韓国の選手を大きく引き離して圧勝しました。彼女の走りはまさに圧巻でした。
ドルーリー選手は、津山高校に通う15歳の女子生徒です。彼女は日本とオーストラリアのハーフで、英語と日本語を話せます。彼女は幼い頃から陸上に興味を持ち、小学校から中学校まで地元のクラブチームで練習してきました。高校に入ってからは、陸上強豪校の津山高校に進学し、さらにレベルアップを目指しています。
彼女は今年の全国高校総体で3位に入り、自己ベストを1秒26も更新しました。そのタイムは4分15秒50で、日本記録保持者の田中希実選手の高校1年生記録をわずかに上回っていました。彼女はその後も練習を重ね、初めての国際大会に挑みました。
交流戦では、序盤から独走する展開となりました。彼女は自分のペースで走り続け、最後まで追い上げる韓国の選手を振り切りました。ゴールした時の彼女の表情は、喜びと安堵と達成感に満ちていました。彼女は「日本代表のユニホームを着て日本を背負って走るのは違うなと思った。代表としての自覚を持って、今後もこういう機会をもらえるように頑張りたい」と語りました。
彼女は27日にも1500メートルに出場します。今回は自己ベストを狙って走るそうです。彼女の成長はまだまだ止まりません。彼女がどこまで飛躍するか、注目していきたいですね。
