こんにちは、皆さん。今日はインターハイの話題から始めたいと思います。インターハイといえば、高校生の夢の舞台ですよね。北海道・札幌市で開催されているインターハイでは、陸上競技が熱戦を繰り広げています。特に注目されているのが、女子1500メートルのドルーリー朱瑛里選手です。
ドルーリー選手は、岡山・津山高1年で、今年1月に全国都道府県対抗女子駅伝で区間新記録を樹立したことで話題になりました。その美しい走りから「走る大女優」とも呼ばれています。インターハイでは、予選4組で先頭集団から抜け出して組1着で決勝進出を決めました。決勝ではどんな走りを見せてくれるのか、楽しみですね。
しかし、ドルーリー選手は、素晴らしい才能を持ちながらも、盗撮問題などで苦しんだ経験があります。彼女は中学生のころから盗撮被害に遭っており、一時期は大会を欠場することもありました。彼女は「一般の方が中学生のころに撮った写真などを見て、たまに思い出してつらい思いになる」と話していました。
ドルーリー選手だけでなく、多くの女性アスリートが盗撮被害に悩まされています。盗撮行為は侵害罪や侮辱罪に該当する可能性がありますが、現行法では罰則が軽く、取り締まりも難しいのが現状です。また、盗撮した写真や動画がインターネット上に流出することもあります。これは被害者の人権やプライバシーを大きく侵害する行為です。
そこで、ドルーリー選手の代理人を務める作花知志弁護士が本紙の取材に応じてくれました。作花弁護士は、女性アスリートに対する盗撮行為が社会問題となっていると指摘し、法律の改正や防止策を求めました。作花弁護士は、「昔は高度なカメラなんてなかったから法律をつくる必要はなかったけど、最近は素人でも遠いところから写真が撮れるようになった。インターネットの発達などがあって、去年の7月に侮辱罪が改定されたが、盗撮も時代に合わせて、もっと重刑を科すような時代に来ているのでは」と述べました。
作花弁護士は、盗撮防止策として、観客が入れない、あるいは入場時にボディーチェックを設けて、機器は持って入れないようにすることを提案しました。また、盗撮被害が競技をやめる原因になってしまったら、大きな宝を失うことになると力説し、「ドルーリー選手のような素晴らしい学生たちが競技をやめることになってしまったら、大きな宝を失うことになる。だからこそ、国民で守っていかないといけない時が来てると思う」と訴えました。
私は作花弁護士の意見に賛成です。盗撮行為は女性アスリートの尊厳や活動を脅かす重大な犯罪です。法律や社会の意識を変えて、盗撮被害を根絶する必要があります。ドルーリー選手や他の女性アスリートたちは、自分の夢や目標に向かって努力しています。私たちは彼女たちの応援者として、彼女たちの人権やプライバシーを守るべきです。
