yahooアクセスランキング記事を要約する blog

ヤフーニュースのアクセスランキング記事を要約するブログです。

EUのBEV推進は地球環境を守るふりをした日本外し?

スポンサーリンク

news.yahoo.co.jp

こんにちは。今回は、最近話題になっているEUのBEV(バッテリー電気自動車)推進政策について、私の見解を述べたいと思います。皆さんは、BEVが本当に地球環境に優しいと思いますか?私はそうは思いません。なぜなら、BEVは走行中のCO2排出はゼロですが、車両製造や電力発電においても大量のCO2を排出しており、真の環境保護にはならないからです。

実は、EUがBEVを強力に推進している背景には、日本のハイブリッド技術を持つトヨタを業界から排除したいという思惑があるのです。トヨタは世界最高のハイブリッドシステムを開発し、内燃機関と電気モーターの組み合わせで効率的に走行するクルマを多数販売しています。これらのクルマは、BEVよりもCO2排出量が少なく、環境負荷も低いと言われています。

しかし、EUはこのトヨタの優位性を認めたくないようです。EUでは2010年代前半まで、クリーンディーゼルを次世代のパワートレインとして推し進めていましたが、2015年に、VWによるディーゼルゲート事件(排ガス試験時のみ排ガス制御を強める不正プログラムを入れていた)が発覚しました。これによってEUのクリーンディーゼル戦略への信頼が失墜してしまいました。このままでは、ガソリンハイブリッドシステムで次世代パワートレインを推し進める日本車メーカーに主導権を握らせてしまうと焦ったEUが、現状から巻き返すために目を付けたのがBEVなのです。

EUは、環境保護のためには世界中のクルマを(走行中の)CO2排出がゼロであるBEVへと転換しなければならないとして、EU連合に加盟する27ヶ国の環境大臣が、「2035年にはEUで100%をBEVにする」という無謀な目標を掲げました。これは、トヨタ得意のハイブリッド車やPHEVすら許さない、「露骨なトヨタ外し」を図ったものです。

私は、このEUのBEV推進政策は、地球環境を守るふりをした日本外しであると考えています。BEVは走行中のCO2排出はゼロですが、車両製造や電力発電においても大量のCO2を排出しており、真の環境保護にはならないのです。また、BEVにはバッテリーの性能や寿命、充電インフラの整備など、まだ解決すべき課題が多くあります。BEVは一つの選択肢であって、唯一の解決策ではありません。

私は、クルマのパワートレインに関しては、内燃機関、ハイブリッド、PHEV、BEV、燃料電池など、多様な技術が競争し合い、消費者が自由に選べるようになることを望んでいます。それが、クルマ好きにとっても、地球環境にとっても、最善の道だと思います。皆さんはどう思いますか?