こんにちは。
今日は日本ハムの話題をお届けします。日本ハムは交流戦で10勝8敗という好成績を収めました。これは5年ぶりの快挙ですね。その中でも印象的だったのが、中日戦で見せたトリックプレーです。一、三塁で一走が牽制を誘い、三走が本塁に突入するという大胆な作戦です。これが決勝点になりました。
このトリックプレーを成功させた万波中正外野手は、試合後にこんなコメントをしました。「(失敗しても)ベンチのせいだと思っていきました」。こ
れはどういう意味でしょうか?実はこれは新庄監督の方針を表しています。新庄監督は選手に積極的なプレーを求めています。
そのために「失敗したらオレのせいなんだから」という言葉をかけています。これは選手に責任を取らせないということではありません。むしろ、選手に自信と自由を与えるということです。
新庄監督は消極的なプレーや緩慢なプレーに対しては厳しく指摘します。
しかし、積極的なプレーによるミスはむしろ歓迎します。それはチームが強くなるために必要なことだからです。新庄監督は選手に「ベンチのせい」と言わせることで、自分の責任を全うしています。
日本ハムは2年目の新庄イズムの浸透とチームの成長を見せています。
借金4、3位とは6ゲーム差で再開するリーグ戦で、どんな戦いを見せてくれるでしょうか?