【要約】 【本文】 将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」の本戦トーナメント2回戦で、チーム藤井とチーム斎藤が対戦した。両軍1勝1敗で迎えた第3局は、藤井聡太竜王・名人と斎藤慎太郎八段によるリーダー対決が実現した。終始斎藤八段が優勢に進めていたが、終盤で一瞬の隙を突いた藤井竜王・名人が飛車を切って同玉からの13手詰めで大逆転勝利を飾った。3あまりに鮮やかな勝利に、両チームの控室やファンは驚きと感嘆の声をあげた。藤井竜王・名人は「中盤からはっきり苦しくしてしまって、相当厳しい形勢が続いていましたが、最後の最後で勝ちになったのかなと思います」とコメントした。