こんにちは、野球ファンの皆さん。今日は、台湾で開催されるU-18ワールドカップに出場する侍ジャパンU-18の初の練習試合の結果をお伝えします。
侍ジャパンU-18は、都内で行われた7イニング制の練習試合で2-1と勝利しました。先制点は、初回に1死二、三塁で4番指名打者として先発した履正社の森田大翔選手が右犠飛を放ったことで生まれました。6回に追いつかれたものの、7回に1死一、三塁で8番右翼の霞ケ浦の木村優人選手が二ゴロの間に勝ち越し点を挙げました。
投げては、先発した徳島商の森煌誠選手が2回無失点と好投し、流れを作りました。2番手左腕の大垣日大の矢野海翔選手も無失点に抑えました。1点リードの6回に3番手右腕の日大三の安田虎汰郎選手がソロ本塁打を浴びましたが、1点リードの7回は甲子園に出場できなかったプロ注目の左腕・大阪桐蔭の前田悠伍選手が1イニングを無安打無失点で締めくくりました。
この試合では、侍ジャパンU-18の超高校級の投打が光りました。特に、4番指名打者として先発した森田選手は、右犠飛だけでなく、3回には左中間へ二塁打を放つなど、強力な打撃を見せました。また、7回に勝ち越し点を挙げた木村選手は、守備でも好プレーを連発しました。投手陣も安定感がありましたが、最後に登板した前田選手は、最速152キロの速球と鋭いスライダーで相手打者を圧倒しました。
このように、侍ジャパンU-18は初戦を白星で飾りましたが、まだまだ課題もあります。例えば、チーム全体で10個も三振を喫したことや、走塁ミスやエラーなどでチャンスを潰したことなどです。台湾で開幕するU-18ワールドカップでは、世界の強豪国と対戦することになります。そのため、侍ジャパンU-18はさらに攻守のバランスを高める必要があります。
しかし、この試合で見せた超高校級の実力は確かなものです。侍ジャパンU-18は、世界一を目指して頑張っています。私たちファンも応援していきましょう！
