ジャニーズ事務所を退所した滝沢秀明氏が立ち上げた新会社「TOBE」に、元ジャニーズタレントの三宅健、平野紫耀、神宮寺勇太らが次々と加入している。しかし、TOBEの面々が過去に語っていた内容と現実の矛盾点がネット上で指摘されており、同社への不信感が高まっているという。
TOBEは今年3月に滝沢氏がアーティストのプロデュース会社として発表したもので、新人オーディションを開始した。しかし、オーディションに応募したのは少年ばかりで、ジャニーズJr.のオーディションにしか見えないという声が上がった。その後、7月には三宅、平野、神宮寺という元ジャニーズタレントの加入を発表したが、彼らはジャニーズ事務所を退所したばかりであり、滝沢氏の引き抜きではないかと疑う向きもあった。
そんな中、SNS上では、TOBEの面々の“嘘”が注目を集めている。まず一つ目は、滝沢氏がTOBEの設立準備を始めた時期についてだ。昨年11月に滝沢氏がジャニーズ事務所を退社したと発表されると、その直後に新会社設立を報道されたが、滝沢氏はTwitterで完全否定していた。ところが、TOBEのメールアドレスのドメイン名を調べると、登録日が昨年7月24日と判明した。つまり滝沢氏はジャニーズ事務所を辞める前からTOBEの準備を進めていたことになり、新会社設立を否定したのは嘘だったことになる。
二つ目は、神宮寺の退所理由についてだ。神宮寺は退所を発表した際、ファンクラブ会員向けに公開した動画で、「自分自身で自分の人生を決めていきたい」と語っていた。しかし、その後すぐにTOBEに加入し、滝沢氏のもとで活動することになった。これは神宮寺自身が自分の人生を決めたのではなく、滝沢氏に決められたように見える。また神宮寺はKing&Princeのメンバーだったが、同じグループから平野もTOBEに移籍した。これはグループ内で不仲や不満があったことを示唆するのではないか。
このようにTOBEの面々は過去に語っていたことと現在の行動が一致しないことが多く、ファンや世間から信用されなくなっている。TOBEはエンターテインメント業界で成功することができるのだろうか。それとも滝沢氏の野望は破綻するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
