7月7日、ジャニーズの人気グループ・King ＆ Princeを脱退した平野紫耀と神宮寺勇太が、滝沢秀明氏が設立した新会社「TOBE」に合流することを発表しました。YouTubeの生配信で笑顔を見せた2人は「すごくハッピーです」とコメントし、ファンや関係者に衝撃を与えました。元V6の三宅健も「TOBE」に参加しており、滝沢氏が率いる新たな芸能界の勢力となっています。
では、なぜ平野と神宮寺はジャニーズを辞めたのでしょうか。その背景には、滝沢氏とジャニーズ事務所の間にあった深刻な路線対立があります。滝沢氏は2018年に引退を発表し、ジャニー氏から後継者に指名されましたが、その後も自分のやりたいことができず、実業家への転身を考えていました。ジャニー氏は滝沢氏を引き止めるために、「Jプロジェクト」という新組織を設けて、ジャニーズチルドレンと呼ばれる研修生制度を始めました。
しかし、この計画はメリー氏やジュリー氏などの副社長陣と対立し、滝沢氏は自分の思い通りに後輩たちを育てることができませんでした。そこで、滝沢氏は自ら会社を設立し、「TOBE」という名前をつけました。「TOBE」は英語で「飛ぶ」という意味であり、滝沢氏は自分と同じくジャニーズに居場所を見つけられなかった平野や神宮寺などの才能あるアイドルたちを引き抜いて、新しい芸能界の空へ飛び立とうとしています。
平野や神宮寺は滝沢氏のビジョンに共感し、「TOBE」に合流することを決断しました。彼らはジャニーズの枠から飛び出して、自分たちのやりたいことをやれると信じています。しかし、ファンやメディアからは様々な反応があります。一部のファンは彼らの決断を応援し、新しい挑戦を楽しみにしています。一方で、一部のファンは彼らの裏切りと感じて悲しみや怒りを表明しています。メディアからも批判的な声が上がっており、「TOBE」はジャニーズ事務所と敵対する存在と見なされています。
果たして、「TOBE」は成功するのでしょうか。滝沢氏や平野、神宮寺などの元ジャニーズメンバーはどんな活動を展開するのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。
