「ABEMAトーナメント2023」の激戦 将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Cリーグ第3試合、チーム天彦とチーム広瀬の対戦が6月10日に放送されました。第7局はチーム天彦・戸辺誠七段（36）と、チーム広瀬・近藤誠也七段（26）が大激戦を繰り広げました。最終盤までどちらが勝つかわからない叩き合いになりましたが、予想外の一手により、戸辺七段が176手で勝利しました。
解説を務めていた井出隼平五段（32）は、この一手を見た瞬間、「うっひょ～行った！」と裏声で叫び、周囲を驚かせました。この試合は、白熱の最終盤もさることながら、井出五段のリアクションについても話題となりました。
「ABEMAトーナメント2023」は個人戦から団体戦に変更され、今回が6回目の開催です。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名して3人1組のチームを作ります。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加します。全15チームで行われる予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出します。試合は全て5本先取の9本勝負で行われます。
今回の試合も大変盛り上がりました。次回も楽しみですね。
