テニスファンの皆さん、こんにちは。今回は中国オープン女子ダブルスで見事に優勝したマリエ・ブズコバとサラ・ソリベストルモのコンビについてお話ししたいと思います。
ブズコバと言えば、今年の全仏オープン女子ダブルスで、加藤未唯組がボールガールに触れたことを審判に訴えて失格にさせた“ボールガール事件”で話題になりました。この事件は世界中のテニスファンから非難され、ブズコバはSNSで炎上するという大騒ぎになりました。ブズコバはその後、右足内転筋断裂という怪我も負ってしまい、全米オープンでは女子ダブルスを欠場しました。
しかし、中国オープンでは盟友ソリベストルモとのコンビを復活させて快進撃を見せました。決勝ではチャン・ハオチン組を逆転で下して優勝し、自身のX(旧ツイッター)とインスタグラムで喜びを伝えました。優勝トロフィーを手にしながら、中国語でハッピー・バースデーを歌われたソリベストルモの笑顔や、万里の長城観光で楽しそうな二人の写真や動画も公開しました。
ブズコバはSNSで優勝を報告したことで、再び批判の声が上がるかと思いきや、意外にも祝福のコメントが多く寄せられました。もちろん、「幼稚園から出直しな」「最悪の人種差別主義者」といった非難コメントもありましたが、一時期ほどではありませんでした。SNSの炎上騒ぎもようやく沈静化してきたようです。
ブズコバは全仏オープンで不運な行動を取ってしまったことは事実ですが、それだけで彼女のテニス人生を否定することはできません。彼女は素晴らしいテニスプレイヤーであり、ソリベストルモとのコンビは世界のトップクラスです。彼女たちのテニスは見ていて楽しく、感動させられます。彼女たちにはこれからも頑張ってほしいと思います。