定年直前、59歳のサラリーマン夫が突然死…「1人で生きていけない」と妻号泣も一転、笑みがこぼれる「遺族年金額」（THE GOLD ONLINE（ゴールドオンライン）） - Yahoo!ニュース
老後の生活に必要な貯蓄額は人によって異なりますが、公的年金は多くの人にとって重要な収入源です。しかし、公的年金の支給額は、これまでの年金加入期間や保険料納付額などによって変わります。また、配偶者や子どもなどの家族構成によっても、受け取れる年金の種類や額が異なります。そこで、公的年金の見込み額を知るためには、「ねんきん定期便」をチェックすることが大切です。
「ねんきん定期便」とは、日本年金機構が年に1回、誕生月に送ってくるもので、自分の年金加入実績や見込み年金額などが記載されています。40代までは、これまでの加入実績に応じた年金額が分かります。50代以降は、このままの水準で働いたとした場合の年金額が分かります。また、59歳になると、老齢年金の種類と見込み額が詳しく記載されます。
公的年金には、国民年金と厚生年金の2種類があります。国民年金は、主に自営業者や専業主婦などが加入するもので、厚生年金は、主に会社員や公務員などが加入するものです。厚生年金に加入している人は、国民年金と厚生年金の両方の年金を受け取ることができます。老齢年金の種類には、基礎年金と基本年金の2種類があります。基礎年金は、国民年金の老齢年金と厚生年金の基礎部分の老齢年金のことで、基本年金は、厚生年金の基礎部分を除く老齢年金のことです。
公的年金の見込み額は、自分だけでなく、配偶者や子どもなどの家族構成にも影響されます。例えば、配偶者が亡くなった場合、遺族年金という年金を受け取ることができます。遺族年金には、遺族基礎年金と遺族基本年金の2種類があります。遺族基礎年金は、国民年金の遺族年金と厚生年金の基礎部分の遺族年金のことで、遺族基本年金は、厚生年金の基礎部分を除く遺族年金のことです。遺族年金の受給資格や額は、配偶者の年金加入期間や保険料納付額、自分や子どもの年齢などによって変わります。
このように、公的年金の見込み額は、様々な要因によって変動します。そのため、ねんきん定期便を定期的に確認し、自分の老後の収入について把握することが大切です。また、公的年金だけでは不足する場合は、個人年金や貯蓄などの他の収入源を考える必要があります。老後の生活は、自分で計画するものです。ねんきん定期便を活用して、老後の準備をしましょう。
