原監督“解任”で他球団が警戒…新生・阿部巨人“いの一番”補強ターゲットに定める「3選手の名前」（日刊ゲンダイDIGITAL） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は巨人の来季の動向についてお話ししたいと思います。
巨人は4日、東京ドームでの最終戦後のセレモニーで原辰徳監督が退任を発表しました。原監督は2年連続で4位に終わり、同一監督の2年連続Bクラスは球団史上初めてのことでした。原監督は「2つのことを約束しました。1つは辞任。もう1つは若い新しいリーダー、阿部慎之助くんにチームを託そうと、そういう決断をしました」とファンに語りました。
阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチが新監督に就任することが決まりました。阿部新監督は現役時代に巨人で18年間プレーし、通算2017安打、406本塁打を記録するなど球団史上屈指の名選手です。引退後はヘッド兼バッテリーコーチとしてチームを支えてきました。阿部新監督は「巨人軍の歴史や伝統を背負ってやってきた者として、その責任感を持ってやっていきたい」と意気込みを語りました。
しかし、阿部新監督には厳しい現実が待ち受けています。来季は球団創設90周年の節目の年です。巨人ファンはもちろん、球界全体からも注目されるでしょう。優勝が至上命令となる中で、阿部新監督はどういうチーム作りをするのでしょうか。
一つの答えがFA補強です。巨人は昨オフ、FA補強を封印したと言っていましたが、実際には西武から宣言した森友哉（オリックス）の獲得に動いていました。しかし、森友哉はオリックスへ移籍しました。巨人はFA補強で手ぶらになりました。
その教訓からか、巨人は今オフ、FA補強に積極的に動くとみられます。球団が狙っているFA選手は以下の3人です。
- 松井裕樹（楽天）：巨人の先発陣は菅野智之、戸郷翔征、メルセデスの3本柱がいるものの、4番手以降は不安が残ります。松井は今季、楽天で10勝を挙げ、防御率も2.97と安定した成績を残しました。巨人にとっては魅力的な投手です。
- 筒香嘉智（SFジャイアンツ傘下3A）：巨人の打線は丸佳浩、岡本和真、坂本勇人という強力な中軸がいますが、それ以外は打率や長打力に課題があります。筒香は元DeNAで日本一の打者として活躍しましたが、メジャーでは思うように結果を残せませんでした。巨人に戻れば、再び日本球界で大活躍する可能性が高いです。
- 山崎福也（オリックス）：巨人の救援陣は今季、大きく崩れました。抑えのクックは故障で離脱し、その後任のデラロサも不安定な投球が目立ちました。山崎はオリックスで5年連続30セーブ以上を記録するなど、日本一のクローザーです。巨人に加入すれば、最後の砦として頼りになるでしょう。
以上の3人は、巨人にとって欲しい選手ですが、獲得するには高いコストがかかるでしょう。また、他球団からも競合する可能性が高いです。阿部新監督に恥をかかせないために、巨人はどこまで奮発するのか注目です。
