4℃社長「SNSイメージから離れてジュエリー見て」名前隠した「匿名宝飾店」営業（BUSINESS INSIDER JAPAN） - Yahoo!ニュース
ジュエリーブランドの4℃が、原宿に期間限定で「匿名宝飾店」をオープンした。ブランド名を隠してジュエリーを販売するという斬新な試みだが、その狙いは何だったのだろうか。
4℃は1972年に生まれた日本のジュエリーブランドで、若年層をターゲットにしている。しかし、50年の歴史の中で、ブランド名によって蓄積されたイメージが、ジュエリーそのものの魅力を見えにくくしていると感じたという。そこで、ブランド名からではなく、目の前のジュエリーを通して、自分の指や肌の上でジュエリーを好きになってほしいという思いで、匿名宝飾店をオープンさせたのだ。
匿名宝飾店は、ガラスケースのない自由な空間で、4℃のジュエリーを試着できる。また、SNSでの口コミや評判に左右されないように、店内では写真撮影が禁止されている。来場者は、ジュエリーと向き合う時間がもっと楽しく、新しい店舗体験を提供される。
匿名宝飾店は、9月24日までの期間限定で営業している。既に多くの人が訪れており、4℃のジュエリーに新たな魅力を感じているという。4℃は、この匿名宝飾店を通して、ブランドイメージのリセットを図り、ジュエリーの本質に立ち返ることができたのではないだろうか。
