ジャニーズ問題に言及の芸能人「”噂”どまり」の中で一番説得力のあった美川憲一の「知ってました」（FRIDAY） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は美川憲一さんがジャニー喜多川氏の性加害問題について語ったことについてお伝えします。
美川憲一さんといえば、芸能界のご意見番として知られていますよね。彼は先日、約1年ぶりに開催された恒例のコンサート「美川憲一ドラマチックシャンソン2023」で、ジャニー氏の性加害について言及しました。
報道陣から「噂でも聞いたことがあるか？」と尋ねられると、美川さんは「ずっと知ってましたから。どっぷりでしたよ」とハッキリと答えました。そして、当時の芸能界やマスコミが性加害をタブー視していたことを暴露しました。
「言えない空気というか、触れてはいけない、マスコミの方たちもそうだったと、あの時代はみんなそういう気持ちで触れてはいけない、その話を言ってはいけないっていうそういう時代でしたから、もうちょっと早めに事件なり、何かしたら、もっと被害者が出なかったんじゃないかなと思います」と語りました。
美川さんはまた、被害者から話を聞いたことがあるかという質問に対しても、「それはやっぱり聞いても言わなかったです。しっかり口を結んで、お話しにならなかったんです。笑ってごまかしてました。だからそういう時代でしたからね」と当時を振り返りました。
美川さんの発言には、ネットからは「さすが美川さん」「正直で勇気ある発言」「芸能界のご意見番の名に恥じない」といった賞賛の声が寄せられています。ジャニー氏の性加害を「噂」としか語らなかった芸能界の古参たちとは違って、事実をはっきりと認めた美川さんは、やはり芸能界のご意見番としての存在感を示したと言えるでしょう。
一方で、芸能界からは「なんでもっと早く話してくれなかったのか」という的外れな恨み節も聞かれるそうです。美川さんが話しても誰も信じなかったかもしれませんが、もしもっと早く声を上げてくれたら、ジャニー氏の性加害を止めることができたのではないかと思う人も多いでしょう。
ジャニー氏が生きているときに、美川さんが「アンタ、いい加減にしなさいよ！」と叱り飛ばしてほしかったというのが、私の本音です。でも、それは無理な話だったのかもしれませんね。
