ガーシー被告「一生かけて罪を償う」綾野剛は初の声明「精神が崩壊する寸前でした。許せない」（スポーツ報知） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今回は、元参院議員のガーシーこと東谷義和被告が俳優の綾野剛らを脅迫した事件に関する初公判の様子をお伝えします。
ガーシー被告は、昨年２～９月にかけてＹｏｕＴｕｂｅで綾野剛ら４人を脅迫し、今年２月には綾野ら２人の告訴状を取り下げさせようとしたとして、暴力行為等処罰法違反（常習的脅迫）や強要、証人威迫など５つの罪に問われています。
この日の法廷では、ガーシー被告は白いワイシャツに黒のスラックス、青緑のビニールサンダル姿で入廷し、起訴内容を大筋認めました。傍聴席に向かって「一生かけて反省し、謝罪を続け、罪を償っていくつもりです」と謝罪しました。
一方、綾野剛の声は検察側が朗読した供述調書で初めて公となりました。綾野剛は「根拠のない情報で傷つけるのは許せない。東谷という存在自体が恐怖だった。ＣＭを打ち切られたり、冷たい目で見られたり、つらい思いをし、精神が崩壊する寸前でした」と心境を吐露しました。また、「人を信頼する気持ちをズタズタにされた。服役しても武勇伝として語るなら意味がない。（被告を）絶対に許すことはできない。厳しい処罰を望みます」と訴えました。
綾野剛の所属事務所会長の供述によると、綾野剛は５０００万円の広告契約料のうち１５００万円を返金することになり、ＣＭ契約期間も５か月から３か月に短縮されました。さらに、ファンクラブ会員が２０００人退会するなどの損害も被りました。
検察側は、ガーシー被告が詐欺トラブルに関わったとの記事が週刊誌に掲載され、知人らが手のひらを返すような態度を取ったとして報復を思い立ったと指摘しました。自身の意に沿わない芸能人らを誹謗中傷する動画を配信し、サイト運営事業者から多額の収入を得たとしました。また、動画編集の関係者が家宅捜索され、告訴されたと知り、「確実に俺に対してけんか売ってきてる」と会員制のオンラインサロンなどで発信したと指摘しました。
弁護側は「脅迫の常習性は認められない」と主張し、争う姿勢を示しています。公判は約１時間半で終了しました。次回公判は１０月３０日で弁護側が立証を行います。
この事件は、芸能界に大きな衝撃を与えたものです。ガーシー被告の動機や心理はどのようなものだったのでしょうか。綾野剛や他の被害者の方々には、心からお見舞い申し上げます。裁判の結果がどうなるか、注目していきたいと思います。
