「ジャニーズ」消滅か 取締役会で社名変更の検討を議論 タレント大量離脱も（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、衝撃的なニュースが飛び込んできました。なんと、ジャニーズ事務所が社名を変更することになったのです！
ジャニーズ事務所といえば、郷ひろみや田原俊彦をはじめ、SMAPや嵐、関ジャニ∞など、数々の人気アイドルグループを輩出してきた芸能界の大御所です。しかし、昨年7月に亡くなった創業者のジャニー喜多川元社長が、所属タレントに対して性的な暴行や強要を繰り返していたことが明らかになり、大きな社会問題となりました。
ジャニー氏の性加害問題は、今年1月に週刊文春がスクープしたことで一気に表面化しました。その後、被害者の声が相次いで公になり、ジャニーズ事務所は、被害者への補償や謝罪を行うと発表しました。しかし、その対応は不十分であると批判されるばかりでした。
そんな中、ジャニーズ事務所は、19日に取締役会を開き、社名変更など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認したと発表しました。310月2日には、新たな社名や組織体制、被害補償の具体的方策などを報告するとしています。
社名変更の理由としては、被害者への配慮や社会的な責任を果たすためだけでなく、広告契約やテレビ番組などの影響も大きいと見られます。ジャニー氏の名前を冠した事務所名は、加害者の名を残すことになり、被害者や世間の感情を逆なですることになります。また、所属タレントの仕事にも支障が出る可能性があります。事実、ジャニーズ事務所と契約していた企業の中には、契約を見直す動きが出ているという報道もありました。
ジャニーズ事務所の社名変更は、芸能界にとっても歴史的な出来事です。1962年の設立以来、60年以上続いた国民的に広く浸透している「屋号」が消えることになります。ジャニーズという名称に愛着があるタレントやファンも多いでしょう。新体制への不安や不満もある中、会社名が変わることがきっかけとなり退所するタレントが続出するかもしれません。関ジャニ∞やジャニーズWESTは“ジャニ”を冠しており、今後グループ名に影響が生じるのは間違いないでしょう。7舞台などの作品タイトルも変更が必要となるでしょう。
ジャニーズ事務所の社名変更は、ジャニー氏の性加害問題を受けての決断ですが、それだけではなく、芸能界の構造や文化にも変化をもたらす可能性があります。ジャニーズ事務所は、これまで独自のルールや体制で運営してきましたが、今後はより透明性や倫理性を高める必要があるでしょう。また、ジャニーズ事務所に対抗する他の芸能事務所やアイドルグループも、市場のシェアや競争力に影響を受けるでしょう。
ジャニーズ事務所の社名変更は、まさに芸能界の大きな転換点となるでしょう。新しい社名や組織体制が発表される10月2日が待ち遠しいですね。ジャニーズ事務所の今後の動向に注目していきましょう。
