【日本代表】久保建英スタメン落ち「正直がっかり」発言の波紋 武田修宏氏がチーム内の〝序列〟指摘（東スポWEB） - Yahoo!ニュース
日本代表は9月10日、ドイツ代表との国際親善試合で4―1と歴史的な大勝を収めた。しかし、今季絶好調のMF久保建英は先発から外され、後半途中出場にとどまった。森保一監督は序列を重視した起用をしたとみられるが、久保は2アシストを決めて存在感を示した。次戦のトルコ戦ではスタメン復帰を狙う。
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日本代表は9月10日（日本時間）、ドイツ代表との国際親善試合で4―1と快勝した。この試合で注目されたのが、レアル・ソシエダードで活躍するMF久保建英の起用法だった。なんと、今季4試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど絶好調の久保は、先発メンバーから外されてベンチスタートになってしまったのだ。
久保自身も「さすがに僕は100％（先発で）出ると思っていた。正直がっかりした」と語っており、ファンも不満を募らせた。では、なぜ森保一監督は久保を先発から外したのか。元日本代表FW武田修宏氏は「森保の中では、ちゃんとした序列がある。これまでも序列を重視して起用し、積み重ねもある。それがブレることはない。そして、これが現時点での序列ということ。久保も調子はいいが、三笘、伊東、鎌田よりは下という評価なのだろう」と分析している。
つまり、森保監督は久保をレギュラーではなくベンチ要員として見ている可能性が高いということだ。しかし、久保はその評価に甘んじることなく、後半30分から途中出場するやいなや2アシストを決めてチームの勝利に貢献した。特に浅野拓磨のゴールでは、相手DFを華麗にかわしてクロスを送るテクニックを見せた。また、田中碧のゴールでは、自らドリブルで仕掛けて相手陣内に侵入し、パスを通した。
このように久保は自分の力を見せつけることができたが、それでも次戦のトルコ戦で先発復帰できるかどうかは分からない。森保監督は序列を崩さない方針を貫くかもしれないし、他の選手も譲らないだろう。しかし、久保は「僕の自信が正しいというか、過信ではなく（実力が）あるんだよというのを示していきたい」と前向きに語っており、屈辱のスタメン落ちから至宝が逆襲を果たす可能性もある。
日本代表ファンとしては、久保がスタメンに復帰して、ドイツ戦以上の活躍を見せてくれることを期待したいところだ。久保は日本代表のエースとして、カタールW杯に向けて成長し続けてほしいと思う。
