ビッグモーター、9月オープン新店舗の開業も白紙…「経営状況悪化」が止まらない！ （現代ビジネス） - Yahoo!ニュース
ビッグモーターは、自動車保険金を不正に水増し請求していた問題で大きな炎上を起こしています。前社長と前副社長が退陣し、新社長が再建に乗り出したものの、負の連鎖は止まりません。新たな問題が次々と発覚する中、オープンを間近に控えていた新店舗の開業が白紙になったことがわかりました。
記事によると、開業白紙になった新店舗は福島県いわき市と岐阜県大垣市の2店舗です。特にいわき市の店舗は9月16日にオープン予定でしたが、工事が進んでおらず、地元ではオープンが幻に終わるのではないかと噂されていました。記者が現地を訪れたところ、店舗の看板や内装は真っ白のままで、開店を2週間後に控えているようには見えませんでした。
ビッグモーターは7月25日の謝罪会見で、20～30ヵ所で予定されていた新規出店計画を白紙にすることを明らかにしました。しかし、オープン間近の新店舗は予定通りと言っていました。その後、不正問題の影響でオープンが延期されることになりましたが、結局開業自体がなくなってしまったようです。
ビッグモーターは不正問題だけでなく、街路樹への除草剤散布疑惑や景観をめぐる住民からのクレーム、下請け業者に草むしり強要疑惑など、さまざまなトラブルに巻き込まれています。これらの問題は同社の経営状況や信用度に大きな打撃を与えており、再建は困難を極めそうです。
ビッグモーターはかつて中古車販売大手として君臨していましたが、今やその名声は地に落ちてしまいました。不正やトラブルを起こす企業は消費者から見放されますし、社会的責任も果たせません。ビッグモーターは自らの行為を深く反省し、根本的な改革を行わなければ生き残ることはできないでしょう。
