医師が教える「認知症予防へやめるべき食習慣」6つ、身近な食べものがリスクを高めることも(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
認知症は一度発症すると回復が難しい病気です。そのため、予防することがとても重要です。しかし、私たちの日常の食生活には、認知症のリスクを高めるものが多く含まれていることをご存じでしょうか?
精神科医・認知症サポート医の岩瀬利郎氏は、認知症の発症リスクを抑えるためにやめたほうがいい食習慣を6つ紹介しています。それらは以下のとおりです。
- 夜にコーヒーを飲むのをやめる
- パンにマーガリンを塗るのをやめる
- インスタントラーメンやカップ麺を食べるのをやめる
- 砂糖や甘味料を多く使うのをやめる
- お菓子やジャンクフードを食べるのをやめる
- 食事量を減らすのをやめる
これらの食習慣は、脳に有害な成分を摂取したり、脳に必要な栄養素を不足させたりすることで、認知機能の低下や脳の老化を促進します。逆に、脳に良い影響を与える食品や栄養素もあります。例えば、オメガ3脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンE、ポリフェノールなどです。これらは、抗酸化作用や血流改善作用などで、脳細胞の保護や修復に役立ちます。
認知症予防に効果的な食品としては、青魚やナッツ、大豆製品、野菜や果物などが挙げられます。これらはバランスよく摂取することで、脳の健康を維持することができます。
認知症は遺伝的な要因だけでなく、生活習慣によっても大きく影響されます。食事は私たちの生活の中で最も身近な要素です。認知症予防に意識的な食生活を送ることで、ぼけずに楽しく長生きすることができるかもしれません。