新型コロナ「感染力は『第8波』より強まっている」今の特徴は？…熱中症だと思ったら感染していたケースも（読売新聞（ヨミドクター）） - Yahoo!ニュース
こんにちは。今日は、新型コロナウイルス感染症の夏の感染状況と対策について、救急往診医の小室哲也さんに話を聞いた記事を紹介したいと思います。 小室さんは、「5類」に移行した5月から、救急往診をした患者さんの新型コロナ陽性率が高くなっていると言っています。 8月には、2人に1人以上が新型コロナ患者だったそうです。 感染者は年齢や性別を問わず広く見られますが、大人が先にかかって子どもに広がるパターンが多いそうです。
今夏の新型コロナは、発熱や喉の痛み、倦怠感など風邪に似た症状が出ることが多く、3～4日で治まることが多いそうです。 重症化するリスクも低いという印象です。 しかし、それだけに油断してはいけません。 小室さんは、今夏の新型コロナの感染力は非常に強く、家族全員がかかったり施設でクラスターが発生したりすることも多いと言っています。 また、初期の症状が治まった後で別の症状が出てくることもあるそうです。
さらに、今夏はヘルパンギーナやRSウイルス、インフルエンザなどのほかの感染症も流行しています。 子どもの場合はこれらの感染症と新型コロナを見分けることが難しいそうです。 インフルエンザに関しては、夏なのに20％も陽性率があるそうです。 これは驚きですね。
新型コロナにかかった場合は、どのような治療をするのでしょうか。10 小室さんは、対症療法で症状を和らげることが基本だと言っています。 発熱があれば熱を下げ、喉の痛みがあれば痛みをとる、といった感じです。 しかし、高齢者や基礎疾患があって重症化するリスクが高い方には、新型コロナウイルスの増殖を抑える薬も使用することがあります。これらの薬は、パキロビッドパックやラゲブリオという名前で知られています。 ただし、これらの薬は万能ではなく、副作用もあるので注意が必要です。
最後に、小室さんは、新型コロナに対する注意や予防についてもアドバイスをしています。 まず、マスクや手洗いなどの基本的な感染防止策を徹底することが大切だと言っています。 次に、発熱や喉の痛みなどの症状があれば、すぐに医療機関に相談することが重要だと言っています。 また、ワクチン接種も感染予防や重症化防止に効果的だと言っています。 ワクチン接種の予約や受け方については、自治体や医療機関に確認することをおすすめします。
