「反省しない球団」ヤクルト 死球後の“ナイスピッチング呼び”や勝利の舞いに怒りの声（女性自身） - Yahoo!ニュース
東京ヤクルトスワローズは、相手選手に死球を与えた後の行動が度々物議を醸しています。最近では、9月3日の阪神戦で、山本大貴投手が近本光司選手に死球を投げた後、スタジアムDJが「ナイスピッチング山本」とアナウンスしたことが話題になりました。この発言に対して、阪神ファンを中心に怒りの声が上がりました。スタジアムDJは後に謝罪しましたが、ヤクルトファンからも不快感を示すコメントが多く見られました。
実は、ヤクルトは先月も同様の問題を起こしていました。8月19日の中日戦で、木沢尚文投手が石川昂弥選手の頭部に死球を与えた後、田口麗斗選手が勝利の舞を披露したことが批判されていました。田口選手も謝罪しましたが、相手チームに対する配慮の欠如が指摘されました。
ヤクルトは死球が多いチームとして知られています。今年だけでも、死球数はリーグ最多の87個に上っています。その中には故意と思われるものもあります。例えば、7月24日の広島戦では、村上宗隆選手が広島の菊池涼介選手に対して「頭狙ってやった」と発言したことが話題になりました。村上選手はその後、罰金10万円と厳重注意処分を受けました。
ヤクルトはなぜ死球問題を繰り返すのでしょうか？その背景には、チーム方針や監督の指示などが関係している可能性があります。ヤクルトは攻撃的な野球を志向しており、相手チームにプレッシャーをかけるために死球を使うこともあるのかもしれません。また、監督の高津臣吾氏は自身も元投手であり、死球や乱闘などで知られていました。高津監督は自分の経験や考え方を投手陣に伝えているのかもしれません。
しかし、死球は相手選手の命や健康を危険にさらす行為です。また、死球後の行動もファンや関係者の感情を傷つける可能性があります。ヤクルトは死球問題を真剣に反省し、改善する必要があると思います。そうしなければ、ヤクルトの評判や人気は低下するだけでなく、野球界全体のイメージも損なわれるかもしれません。
