こんにちは、政治に関心のある皆さん。今日は、自民党女性局のフランス研修が批判された理由について考えてみたいと思います。
先日、自民党の党女性局の所属議員らが、今月末に海外研修のためフランスへ出発しました。同党の今井絵理子議員は、「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と研修の目的を説明しました。現地で国会議員らとの意見交換会を行ったとする様子を写真付きで公開しました。
しかし、この研修には38人もの女性議員が参加しており、その中には女性局長を務める松川るい参院議員も含まれていました。松川氏は自身のSNSにエッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりと、旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子の画像を投稿しました。
これを見た国民からは、「38人もフランス行ってなにすんの？この旅費全部税金だろ」「少子化対策なら日本でやれよ」「コロナ禍でこんなことしてる場合か」「国会議員として恥ずかしくないのか」など批判の声が上がりました。その後、松川氏は画像を削除して謝罪しました。「中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っております」と述べました。「費用は党費と各参加者の自腹で捻出しています」と釈明しました。
しかし、この釈明にも納得できない人は多く、国民からは「党費も税金から出てるだろ」「自腹だとしてもこんな時期に海外旅行すること自体が問題だ」「少子化対策や子育て支援に関心があるなら現場に行けよ」「本当に視察した内容や成果を報告しろよ」など不信感や不満が噴出しました。
この件について、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」で司会を務める羽鳥慎一アナウンサーは、自身の見解を述べました。「四六時中、厳しい顔をしてるわけじゃないでしょうから、楽しく写真を撮る瞬間もあるでしょうけど。これをSNSに上げるとどうなるんだろうという想像ができない人が、少子化対策で国民がどうしてほしいかを想像できるのかなと思います」と疑問を呈しました。
