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エッフェル塔前でポーズを決めた自民党女性局のフランス研修が炎上!その背景とは?

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こんにちは、パリ在住のブロガーです。今回は、日本の政治家たちがフランスを訪れた際に起こった騒動についてお話ししたいと思います。

先日、自民党女性局のメンバー38人がフランス研修にやってきました。その様子をSNSに投稿したのが、局長の松川るい参院議員です。彼女はエッフェル塔の前でおちゃらけポーズを決めた写真や、リュクサンブール宮殿内での写真などを公開しました。

しかし、これが日本国内で大炎上することになります。なぜなら、この研修は税金で行われているにもかかわらず、観光旅行のように見えるからです。さらに、松川氏は次女を同行させていたことも発覚しました。これに対して、ネット上では「税金泥棒」「恥ずかしい」「国民を馬鹿にしている」などと批判の声が相次ぎました。

松川氏はこの騒動について、「軽率だった」と釈明し、一部の写真を削除しました。また、自民党幹部からも注意を受けました。しかし、それでも世間の怒りは収まりませんでした。

では、なぜ松川氏はこんな失態を犯したのでしょうか?その背景には、彼女の野心や経歴が関係していると言われています。

松川氏は東大法学部卒業後に外務省入りし、米ジョージタウン大国際関係大学院で修士号を取得しました。日中韓協力事務局次長などを歴任し、安倍政権が掲げた「女性が輝く世界」を推進するため、外務省が新設した女性参画推進室の初代室長に抜擢されました。2016年に自民党から参院選(大阪選挙区)に立って初当選し、現在2期目です。外交・安全保障の論客としてテレビ出演も多く、安倍派(清和会)に所属しています。

そんな才女に付いたあだ名が「エッフェル姉さん」です。ダメージは計り知れません。

「あの通りの才色兼備ですから、野心もそれなり。防衛大臣政務官は経験済みなので、今夏の内閣改造副大臣ポスト、来夏には大臣のイスを狙っていたようです。まだ大臣適齢期ではありませんが、有能な女性なのでアドバンテージはある。同じ安倍派の丸川珠代参院議員に続いていずれ衆院に鞍替えし、さらに上を目指すんだったろうに、こんなことでズッコケるとは……」(自民党関係者)

自分でまいた種とはいえ、挫折知らずの松川氏があっちでもこっちでも叱られっぱなしです。小渕優子組織運動本部長から「不適切な情報発信で誤解されることがないように」と注意を受け、世耕弘成参院幹事長は厳重注意したといいます。世耕氏は安倍派の「5人衆」に数えられるボス格です。「観光だと誤解されるような写真をSNSにアップしたのは軽率だった」とする一方、「(研修の)内容は極めて充実しているということなので、できるだけ早く報告を取りまとめて私に見せるよう要請した」とかばうそぶりを見せていますが、どうなるか。

松川氏の地元・大阪では日本維新の会が猛威を振るい、自民は壊滅状態です。党本部主導で次期衆院選候補となる選挙区支部長を公募したが、2日の結果を見る限り、パンチに欠けます。松川氏は初出馬でトップ当選、2選目は維新候補に次ぐ2位当選でした。いつでも割って入る余地はあるのに、あえなく自滅です。とはいえ、お笑いの街・大阪のことです。エッフェル塔のかぶり物で現れるくらいの心意気を見せれば風向きは変わるかもしれません。

この記事では、自民党女性局のフランス研修が炎上した騒動について紹介しました。松川局長の野心や経歴が裏目に出たと言えますが、彼女はこの失敗から立ち直れるのでしょうか?