「『子どもを持たない夫婦』のいま」というテーマで、子どもを持たない夫婦の増加について取り上げています。国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によると、調査時点で結婚から5年～9年経過した夫婦で子どもがいない人の割合は、1977年は4.2％だったが、2021年は12.3％と、長期的には増加傾向にあるそうです。記事では、夫婦2人だけで生活していくことがめずらしくなくなりつつある現代において、どのような価値観があるのかを探っています。また、記事では、「DINKS MAGAZINE」というWebマガジンを運営する編集長のサトミさんと、夫のケイタさんに取材した内容も紹介されています。サトミさんは、「30歳が近づいて子どもを持つ友達が増えていくにつれて、『子どもって絶対に持たなきゃいけないのかな？』と疑問に思ったんです。それまでは高校、大学に行って就職をする、という大多数が歩む道を私も同じように生きていたけれど、初めて人と違う感覚を覚えました。 ネガティブな理由ではなく、夫婦2人の生活が楽しいし、私の人生をこのまま生きていきたいんだけど、ほかにそんな人はいないのかな、と」と語っています。記事全体を要約すると、「子どもを持たない夫婦」が増加しており、その背景には夫婦2人だけで生活していくことがめずらしくなくなりつつある現代社会や価値観の変化があることがわかります。
