「福原愛と元夫・江宏傑の離婚騒動、子どもの親権争いが泥沼化」
卓球界のスター夫婦だった福原愛と元夫・江宏傑の離婚騒動が、子どもの親権争いに発展し、泥沼化しています。二人は2021年7月に離婚しましたが、その後も子どもの引き渡しや面会交流について合意できず、裁判所に訴え合っています。この記事では、その経緯や背景を詳しく解説します。
福原愛と江宏傑は、2016年のリオデジャネイロ五輪後に結婚しました。福原愛は日本代表として4度の五輪出場を果たし、銅メダル2個を獲得した卓球女子のトップ選手でした。江宏傑は台湾代表としてリオ五輪に出場した卓球男子の選手でした。二人は台湾で暮らし、2017年に長女、2019年に長男を出産しました。
しかし、2021年3月に週刊誌に福原愛の不倫疑惑が報じられました。福原愛は日本で男性とホテルに宿泊したとされる写真が掲載されました。福原愛は不倫を否定しましたが、夫婦間で子どものために話し合っていることを明かしました。一方、江宏傑はSNSで福原愛や子どもと仲良くする写真を投稿し、問題ないことをアピールしました。
しかし、4月になると台湾メディアが江宏傑が裁判所に離婚を請求したと報道しました。福原愛は感謝のコメントを発表しましたが、離婚への流れは止まりませんでした。7月8日に二人は連名で離婚が成立したことを発表しました。子どもの親権は共同親権となりました。
しかし、その後も子どもの引き渡しや面会交流について合意できず、裁判所に訴え合うことになりました。2022年7月に江宏傑はSNSで福原愛が長男を連れて日本に帰国したまま連絡が取れなくなったと発信しました。福原愛はこれに猛反発しましたが、解決しないままの状況が続きました。
2023年7月20日に日本の裁判所から審判結果が出されました。それによると、福原愛に対して息子を江宏傑に引き渡すよう命じる内容でした。江宏傑は27日に都内で記者会見を開き、「早く息子に会いたい」と涙ながらに語りました。また、弁護士からは保全命令も出されたことや強制執行の申し立ても行っていることなどが明かされました。しかし、福原愛側はいっさい応じてくれないというのが江宏傑側の主張です。
一方、福原愛側は会見に対して反論しました。福原愛の所属事務所は「裁判所の審判結果については、まだ確定しておりません。また、子どもの引き渡しについても、裁判所からそのような命令は出ておりません」と否定しました。また、「子どものプライバシーを守るために、今後もコメントは控えさせていただきます」とした上で、「会見での発言内容は事実と異なる部分が多くあります。今後は法的手続きに委ねることとします」と述べました。
このように、福原愛と元夫・江宏傑の離婚騒動は、子どもの親権争いに発展し、泥沼化しています。二人の間にはまだ幼い子どもが二人います。子どものためにも、早く平和的な解決ができることを願います。