「大食い女王決定戦」で知られる大食いタレントの菅原初代さんが、今年3月に大腸がんで亡くなったことを受け、大食いユーチューバーのもぐもぐさくらさんが、27日放送のTBS系バラエティー特番「まさかの一丁目一番地」に出演し、菅原さんの生前のエピソードを明かした。
菅原さんは、2007年に「元祖！大食い女王決定戦」札幌予選で番組初出演。クールな表情と恐ろしいまでの食べっぷりに、「魔女菅原」の異名を取った。テレビ画面を通じての涼しい表情とは対照的に、素顔の菅原さんは明るい気遣いの人だったという。しかし今年3月9日、59歳で亡くなった。
さくらは菅原さんから娘のようにかわいがってもらったといい、息を引き取るまでの3日間、毎日病院に見舞ったことを明かした。さくらの記憶をもとに、番組では再現VTRを作成。病床で人気料理漫画「美味しんぼ」を読んでいたことや、印象的な試合として、2008年のキング山本とのラーメン対決を挙げ、大激戦の末に敗れた一戦を悔しがっていたことなどが紹介された。最後には、菅原さんが静かに息を引き取る様子が描かれた。
