2022年11月28日に敗血症で亡くなった俳優・タレントの渡辺徹さん。彼は多くの人に愛される親しみやすい人柄で、テレビ番組の司会やドラマ、映画などで活躍していました。しかし、その裏では重い病と闘っていたことをご存じでしょうか。亡くなって半年が経った今、彼の妻で女優の榊原郁恵さんと、長男で俳優の渡辺裕太さんがそれぞれ彼との思い出や現在の心境を語っています。
榊原さんは、渡辺さんとの夫婦の思い出の曲である「カノン」のオルゴールをお別れ会で流したことや、彼が北海道で買ってきてくれたプレゼントを思い出すことなどを明かしました。また、時は進んでいくのに自分の心は過去へ遡ってしまうという奇妙な感覚についても語りました。彼女はまだまだ気持ちに整理がついていないと言いますが、2人で歩んだ軌跡を辿ってしまうのは、彼への深い愛情の表れなのではないでしょうか。
一方、渡辺裕太さんは、父親としての渡辺さんについて語りました。彼は幼い頃から父親が仕事で忙しくても一緒に遊んでくれたことや、自分が俳優になった時にアドバイスや励ましをしてくれたことなどを振り返りました。また、父親が亡くなった後に見つけた手紙や写真に感動したことや、父親から受け継いだものや学んだことについても話しました。彼は父親から多くのことを教わり、影響を受けたことが伝わってきます。
