こんにちは。今日は、渡辺謙さんと北野武さんの話題について書きたいと思います。
渡辺謙さんは、私の大好きな俳優さんの一人です。彼はハリウッドでも活躍しており、“世界のケン・ワタナベ”と呼ばれています。彼は今年6月に21歳年下の元ホステスとの再婚を発表しました。また、長年所属していた事務所からも独立しました。彼は自分で思う夢よりも、自分以外の人が思いもかけないことを考えて、見出してくれる作品を待っているそうです。
そんな彼にオファーがあったのが、北野武さんの最新作『首』でした。北野武さんは、私も尊敬する映画人です。彼は原作、脚本、監督を務め、「本能寺の変」を独自の視点で描く作品です。私はこの映画に非常に興味がありました。しかし、渡辺謙さんはこの映画に出演を断ってしまったそうです。なぜなら、彼は脚本を読んで過激さばかりが目立つ内容に興味を持てなかったからだそうです。彼は明智光秀役にオファーされていましたが、最終的に西島秀俊さんが演じました。
一方、北野武さんはカンヌ国際映画祭で再婚妻と手をつないでレッドカーペットを歩きました。彼はすっかり幸せそうでした。しかし、映画は不完全燃焼の声もありました。私は日本での試写で見ましたが、『アウトレイジ』の戦国時代版という感じでした。首がスパスパ飛ぶシーンが強烈でたけしさんらしいとは感じましたが、物足りなさも感じました。
渡辺謙さんと北野武さんは、世界に名が知れわたる映画人という意味では共通しています。しかし、彼らの作品の選び方や表現方法は大きく異なります。私はどちらの作品も好きですが、彼らがタッグを組んだらどんな映画になるのか、想像するだけでワクワクします。残念ながら、今回は実現しませんでしたが、いつか見られる日が来ることを願っています。
