ＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインを演じる女優の趣里が、華やかなメインビジュアルを公開しました。この作品は、戦後の大スター歌手・笠置シヅ子さんがモデルで、大阪育ちの主人公・花田鈴子が歌と踊りで時代を駆け抜ける姿を描きます。趣里は、バレエの経験を生かして、右足を高く上げたポーズや笑顔で、鈴子の明るく元気な魅力を表現しています。撮影を担当した写真家・浅田政志氏は、「趣里さんの太陽のような表情とパワフルなポージングに感動しました」とコメントしています。また、音楽や演出、語りなどのスタッフも発表され、１０月２日から始まる放送に期待が高まっています。
ＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」は、戦後の日本を舞台にした音楽劇です。主人公・花田鈴子は、大阪で生まれ育った明るく元気な女の子です。幼い頃から歌と踊りが大好きで、自分の声で人々を笑顔にしたいという夢を持っています。しかし、戦争で家族や友人と離れ離れになり、苦しい生活を強いられます。それでも、鈴子は音楽に励み、仲間と共にステージに立ちます。やがて、戦後の街並みに流れる新しい音楽・ブギウギに出会い、そのリズムに魅了されます。鈴子は、「ブギの女王」と呼ばれるようになり、時代の寵児として名声を得ます。しかし、成功の裏には、恋や友情、家族や自分自身との葛藤もあります。鈴子は、音楽と向き合いながら、自分らしく生きる道を探していきます。
この作品は、戦後の大スター歌手・笠置シヅ子さんがモデルです。笠置シヅ子さんは、「東京ブギウギ」「買物ブギー」などのヒット曲で知られる歌手で、日本初のブギウギ歌手と言われています。彼女は、戦争で失った恋人や家族への想いを歌に込めて歌い上げました。また、洋楽やジャズに影響された音楽性やファッションセンスも話題になりました。彼女は、戦後の日本人に希望と勇気を与えたアイドルでした。
この作品では、趣里が笠置シヅ子さんにインスパイアされた花田鈴子を演じます。趣里は、「ブギウギ」が初めての朝ドラ出演です。彼女は、４歳からバレエを習っていたこともあり、歌と踊りのシーンにも自信があります。また、鈴子の明るく元気な性格にも共感しています。趣里は、「鈴子は、音楽が大好きで、自分の夢を追いかける女の子です。私も、音楽が大好きで、女優という夢を追いかけてきました。鈴子の気持ちに寄り添って、彼女の人生を演じたいと思います」と意気込みを語っています。
この作品のメインビジュアルは、「音が聞こえてくる」というテーマで撮影されました。趣里は、右足を高く上げたポーズや笑顔で、鈴子のはつらつとした魅力を表現しています。撮影を担当した写真家・浅田政志氏は、「趣里さんの太陽のような表情とパワフルなポージングに感動しました。大勢のスタッフの皆さんと一体感を持って作り上げた渾身の１枚です」とコメントしています。また、この作品の音楽や演出、語りなどのスタッフも発表されました。音楽は、歌劇音楽を手掛ける音楽家・甲斐正人氏が担当します。演出は、元宝塚歌劇団所属の演出家・荻田浩一氏が担当します。語りは、ＮＨＫ大阪放送局アナウンサーの高瀬耕造が担当します。
ＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」は、１０月２日から始まります。戦後の日本を舞台にした音楽劇で、趣里が演じる花田鈴子が歌と踊りで時代を駆け抜ける姿を見逃さないでください。
