TBSの安住紳一郎アナウンサーが、同局の役員待遇に昇任したことが話題になっています。安住アナは、1997年に入社して以来、バラエティー番組や選挙特番、東京五輪中継などで幅広く活躍し、局のエースアナとして知られています。現在の正式な肩書は、「TBSテレビ総合編成本部アナウンスセンター局長待遇エキスパート職アナウンサー安住紳一郎」という長いもので、本人も「北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国みたい」と冗談を言っていました。
この昇任について、TBSの佐々木卓社長は5日に行われた定例会見で、「安住アナは天才だと思うんです」と絶賛しました。佐々木社長は、安住アナの努力家であることや、後輩の指導力があることを評価し、「役員待遇なんかは当然かなと思う」と語りました。安住アナは今年5月に行われた「ギャラクシー賞贈賞式」でも、自分の待遇について佐々木社長と相談したことを明かしていました。
安住アナは、同局の現役アナが役員待遇となるのは初めてのことで、その“スピード出世”が注目されています。19年には2階級特進で局次長待遇に、翌20年に現在の局長待遇となっており、今回の役員待遇はさらにその上です。安住アナは今後も、TBSの看板アナとして多くの番組に出演する予定です。
