滝沢秀明氏が立ち上げた新会社TOBEに、元V6の三宅健氏が加わることが発表されました。さらに、7日には公式ユーチューブで生配信を行い、元King＆Princeの平野紫耀氏と神宮寺勇太氏の合流が発表される可能性が高いとみられています。この動きは、ジャニーズ事務所の創設者ジャニー喜多川氏による性加害問題で揺れる同事務所にとって大きな打撃となるでしょう。
TOBEは昨年10月に滝沢氏がジャニーズ事務所副社長を退任した後に設立された会社です。滝沢氏は自身のユーチューブチャンネルで、TOBEは「自分たちのやりたいことをやりたいようにやる」ことを目指す会社だと語っています。その一環として、三宅氏とはかつて組んでいたKEN☆Tackeyとして活動を再開することも決まっています。
一方、平野氏と神宮寺氏は今年5月にジャニーズ事務所を退所しました。その理由は、海外進出や音楽活動など、自分たちのやりたいことを制限されていたからだと言われています。そんな2人が滝沢氏のもとに行くことで、自由な表現活動ができるようになるのではないかと期待されています。
しかし、ジャニーズ事務所はこの動きをどう受け止めているのでしょうか。同事務所は現在、ジャニー喜多川氏が未成年者に対して性的暴行を繰り返していたことが報じられており、社会的な信用を失っています。また、同事務所の看板グループだったSMAPや嵐も解散や活動休止をしており、人気グループの減少も深刻な問題です。そんな中で、デビュー組の元ジャニーズが滝沢氏の新会社に流れていくことは、同事務所にとって致命的なダメージになる可能性があります。
滝沢氏の新会社TOBEは、ジャニーズ事務所の危機を利用して、新しい芸能界の風を吹き込むことができるのでしょうか。7日の生配信で発表される内容に注目です。
