潜水艇タイタン号の破片が、タイタニック号近くで発見されました。この破片は、タイタニック号が壊滅的な「爆縮」に見舞われたことを示しています。
アメリカの沿岸警備隊は、この破片が行方不明の潜水艇のものであることを確認しました。
この破片は、タイタン号が6月18日にタイタニック号に降下する際に壊滅的な爆発を起こした可能性が高いことを示す証拠です。
潜水艇は、水面下12500フィート(約3800メートル)のような破壊的な水圧に耐えるように設計されています。
しかし、船体に何らかの損傷や欠陥があれば、水漏れを引き起こし、その巨大な圧力下で即座に「爆縮」する可能性があります。シドニー大学のステファン・ウィリアムズ教授(海洋ロボット工学)は、「圧力容器が壊滅的に損なわれた場合は、小さな爆弾が爆発するようなものだ」と述べています。