こんにちは。
今日はエンゼルスがマイタン内野手を放出したニュースについてお話ししたいと思います。マイタンといえば、かつては大谷翔平と並んで紹介された天才だったのですが、残念ながらメジャー昇格を果たせませんでした。彼の球歴は数奇なものでしたね。
マイタンはベネズエラ出身で、16歳でブレーブスと425万ドル（約6億円）で契約しました。当時は3冠王のミゲル・カブレラと比較されるほどの逸材でした。しかし、ブレーブスが契約規定に違反したことが発覚し、マイタンはFAになりました。この事件では当時のジョン・コッポレラGMが永久追放になるほどの大騒動になりました。
その後、エンゼルスがマイタンと契約を結びました。これは2017年12月のことで、まさに大谷翔平がエンゼルスに入団した時期と同じでした。MLB公式サイトでも大谷とマイタンが並んで紹介されました。エンゼルスファンは期待を寄せましたが、マイタンはメジャー昇格を1度も果たせませんでした。今季は傘下2Aで53試合に出場し、打率.192、1本塁打という成績でした。
一方、同じ事件でエンゼルスに加入したリバン・ソトはすでにメジャー昇格しています。彼はキューバ出身の外野手で、今季は傘下AAAで打率.296、13本塁打を記録しました。9月にメジャー初昇格を果たし、現在はエンゼルスの控え外野手として活躍しています。
マイタンとソトの明暗は何を物語っているのでしょうか。才能だけではなく、環境や運や努力も重要なのでしょうね。マイタンはまだ23歳です。エンゼルスを去った後、他の球団で再起できるかどうか注目したいと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。
