こんにちは、政治に関心のある皆さん。今回は、毎日新聞が発表した最新の世論調査の結果についてお伝えします。この調査は、岸田内閣の支持率や首相の政治判断に対する国民の評価などを聞いたものです。では、早速見ていきましょう。
まず、岸田内閣の支持率ですが、33％と前回調査から大幅に下落しました。これは、首相の長男で首相秘書官だった翔太郎氏が首相公邸で忘年会を開いた問題や、マイナンバーカードのトラブルが多発したことなどが影響したと考えられます。特に、翔太郎氏の忘年会は、組閣写真のまねをしたり、公邸を私物化したりしたとして批判されました。また、マイナンバーカードは、交付や更新に時間がかかったり、カードリーダーが不足したりするなど、利用者に不便をかけました。これらの問題は、岸田首相のリーダーシップや政策能力に疑問を投げかけるものでした。
一方で、首相が今国会での衆院解散を見送ったことについては、「評価する」が40％で「評価しない」36％を上回りました。これは、首相が国会審議や政策実行に重点を置いたことや、コロナ禍や経済情勢など不安定な状況を考慮したことなどが評価されたと思われます。また、「わからない」と答えた人も24％いました。これは、解散時期について様々な意見があることや、解散後の政治状況に不透明感があることなどを示しているかもしれません。
以上が、毎日新聞の世論調査の結果です。岸田内閣は、支持率低下や不支持率上昇という厳しい状況にありますが、解散見送りという政治判断は一定の評価を得ています。今後、岸田首相は、国民の信頼回復や政権運営にどのように取り組むのでしょうか。引き続き注目していきたいと思います。
