藤浪晋太郎投手がオークランドで行われたアスレチックス対レイズ戦でオープナーとして先発し、1回1安打無失点の好投を見せました。藤浪は4登板連続無失点で防御率を10.80に向上させ、チームは逆転勝ちで7連勝しました。メジャー最低勝率チームが最高勝率チームに連勝する“下剋上”で連勝街道を突き進んでいます。 藤浪は2日のマーリンズ戦以来、4登板ぶり、2度目のオープナーで起用され、メジャー最高勝率を誇るレイズ打線を相手に躍動しました。2死で迎えた3番ラミレスには不運なヒットを許しましたが、4番アロザレーナには157キロの外角直球で左飛に打ち取り、無失点で締めました。 藤浪は開幕から先発ローテーション入りしましたが、結果を残せずブルペンへ配置転換。リリーフでは18試合に登板し、3勝2敗、防御率8.10。6月は5試合のうち4試合が無失点で月間防御率は3.60と向上しています。 この試合では、チームは藤浪の後を受けたハリスが7回1失点の力投。1点ビハインドの七回には主砲ルーカーの適時二塁打で追いつき、同点の八回無死一塁から内野ゴロで勝ち越し点をもぎとりました。九回をメイが無失点で締めて逃げ切りました。