エンゼルスの大谷翔平選手が、フィル・クッズィー審判の怪しい判定に対して「F爆弾」を投下したとされる騒動が起きました。ニューヨーク・ポスト紙（電子版）は、10日（日本時間11日）に本拠地アナハイムで行われたマリナーズ戦の5回二死二、三塁の場面で打席に立った大谷選手を見舞った“誤審”騒動を検証しました。
問題のシーンは、3回に続く2打席連続で本塁打を放てば同点、適時打なら1点差に詰め寄る勝敗を左右する大事な場面でした。フルカウントからファウル2球で粘った8球目、外角低めのスライダーを自信を持って見送った大谷選手でしたが、クッズィー球審はストライクのコール。一塁に歩きかけていた大谷選手は「ノー」「ノー」と異を唱え、首を振って不満そうな表情でした。
その後、大谷選手はベンチで怒り続け、口の動きは「F爆弾」に見えました。さらにクラブハウスに戻る際にも再び、「F爆弾」と見える口の動きで吐き捨てたとされます。
ニューヨークメディアは、「大谷翔平が球場でイライラしているように見えることはあまりない。二刀流にエンゼルスのスーパースターはその輝かしいプレーと明るい態度で知られている。だからこそ土曜の夜にクッズィー球審から疑わしい判定を受けて彼がF爆弾を叫んだかのように見えたのは驚きだった」と伝えました。
ファンは珍しい大谷選手の一面に「わあ、本当に言っている」「間違いない」「良かった、彼はロボットじゃなかった」などのコメントを寄せています。グラウンドに落ちているごみを拾い、相手チームの選手を気遣うなど“優等生”が見せた意外な姿。怒りむき出しの表情も魅力的です。
