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ウクライナがロシア軍に対する反攻作戦を開始

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news.yahoo.co.jp

この記事は、ウクライナがロシア軍に対する「反攻作戦」を開始したことを報じています。ウクライナは東部ドンバス地域や南部クリミア半島の奪還を狙っています。一方、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」は東部ドネツク州の激戦地バフムトから撤退を始めました。ロシアはベラルーシへの戦術核移転で対抗するが、プーチン大統領の焦りがうかがえます。

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、反転攻勢について「約1500キロの戦線を巡る激しい戦いだが、既に行動を始めた」と述べ、数日前から作戦行動に入っていると指摘しました。英国が供与した巡航ミサイル「ストームシャドー」やドイツ製戦車「レオパルト2」などの兵器について、ロシアが併合したクリミア半島や実効支配するドンバス地域に使用すると明言しました。

ロシアが制圧を表明したバフムトでは異変が生じています。ワグネルの創設者プリゴジン氏は25日、同地から撤退を始めたと表明しました。全陣地をロシア軍に引き継いで6月1日までに完全撤退し、休養し再編した上で新たな任務に就くということです。

こうしたなか、ロシアの戦術核兵器配備受け入れで正式合意したベラルーシのルカシェンコ大統領は25日、自国の準備を整え、「移転が始まった」と明らかにしました。戦術核が既に領内にあるのかとの質問には「可能性はある」と答え、明言を避けました。

今後の展開について元陸上自衛隊中部方面総監の山下裕貴氏は、「ロシア軍はウクライナの前線で窮しており、プーチン氏はNATOの正面に核を配備し、脅すしか選択肢がなく、焦りもうかがえる。核を拡散することで両国に対する欧米の経済制裁がより強まることも予想される」と語りました。