新しく開通した大連湾海底トンネル、開通から半月で水浸しにnews.yahoo.co.jp
中国・大連に新しく開通した海底トンネルが、開通から半月で水浸しになりました。中国のソーシャルメディアに投稿された映像には、トンネルの天井から水が降り注ぎ、側面から漏れ出し、交通の支障をきたしている様子が映っています。オンライン上では、開通してからまだ半月しか経っていないトンネルの安全性に疑問を呈する声が上がっています。
トンネル運営会社は、トンネルの一部区間で水漏れがあったものの、午前10時頃に緊急補修作業を終え、通常運行していると発表しました。大連市公安局も、トンネルに問題はなく、消防弁から水が漏れただけだと主張しています。
今月1日に開通した大連湾海底トンネルは、大連市中山区と甘井子区を結ぶ往復6車線の幹線道路のうち、大連湾海域の地下を貫通した区間で、長さは5.1キロメートルです。開通当時、当局は100年耐えられる耐久性を確保するために先端掘削工法が適用されたと説明しました。
