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子どものBB弾いたずらが発端、夫婦を刺殺未遂した男の裁判員裁判

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「やめてー」刺された夫に覆いかぶさる妻にナイフを振り下ろす 子どものBB弾めぐるトラブルで刺殺 58歳の男を止めに入った隣人が証言(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース

去年の9月、北海道旭川市で、近所に住む30代の夫婦を折りたたみナイフで刺し、夫を死亡させたとして、無職の川口和人被告(58)が殺人と殺人未遂の罪に問われている裁判員裁判が進んでいます。1事件の発端は、夫婦の長女(当時11歳)が、帰り道に拾った玩具の銃のBB弾を被告の自宅敷地に投げ入れたことでした。2被告は、BB弾を石と勘違いし、子どもたちに怒鳴りつけ、住所や名前を書かせました。その後、夫婦が事情を聴きに行ったところ、被告はナイフを取り出して襲いかかりました。被告は、夫を背中や肩などに何度も刺し、妻が夫に覆いかぶさったときも、ナイフを振り下ろしました。被告は「全員、ぶっ殺してやる」と叫んでいたという証言もあります。

この事件について、16日には、被告の隣人で、現場で被告を止めに入った男性の証人尋問が行われました。3男性は、被告と夫がもめているのを見て、「やめましょう」と声をかけたが、被告が夫をナイフで刺したと証言しました。4男性は、被告を後ろから羽交い絞めにしようとしたが、力が強くて止められなかったと述べました。5男性は、被告とはあいさつする程度の間柄で、事件前はいい人だと思っていたとも話しました。

裁判では、被告の殺意や刑事責任能力が争点になっています。検察は、被告が夫婦を殺すつもりでナイフを持ち、襲ったことを指摘しています。一方、弁護側は、被告が危害を加えられると勘違いし、恐怖で精神障害を引き起こしたと主張しています。弁護側は、被告が善悪の判断ができず、思いとどまれない状態だったとして、急性ストレス反応の診断を受けた医師の証言を求めています。

この裁判は、17日に医師の証人尋問が行われる予定です。判決は12月1日に言い渡されます。6この事件は、子どもの些細ないたずらが、大きな悲劇につながった例として、多くの人々の関心を集めています。被告の動機や心理状態、夫婦の遺族の思いなど、裁判の行方に注目が集まっています。