京アニ放火殺人事件から4年 遺族の思いと裁判の行方
京アニ放火殺人事件から4年 遅すぎた裁判 「最愛の娘がなぜ?」 被告の証言を聞くことなく去った父 残された母「犯人憎んでもどうしようもない」(関西テレビ) - Yahoo!ニュース
今日は、京都アニメーション放火殺人事件から4年が経ったことについてお話ししたいと思います。
この事件は、2019年7月18日に京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオに青葉真司被告がガソリンをまいて放火し、36人が亡くなり、34人が重軽傷を負った大惨事です。
私も京都アニメーションの作品が大好きで、事件当時はショックと悲しみで胸が痛みました。
事件から4年がたち、ようやく9月5日から裁判員裁判が始まります。
裁判を前に、遺族の方々の思いを知ることができました。
Yahoo!ニュースに掲載された記事によると、犠牲者の一人である石田奈央美さん(当時49歳)の両親は、事件後も娘の部屋をそのままにしているそうです。
娘は色彩設計の担当として多くの作品に携わっていましたが、突然の出来事で命を奪われました。
父親は裁判で青葉被告の動機や証言を聞くことを決めていましたが、今年8月に87歳で亡くなりました。
母親は「4年って長いわな。年いってるものからしたら、後がないから」と話しています。
青葉被告に対しては「犯人憎んでもどうしようもない」という気持ちだそうですが、「自らが起こしたことを心から後悔し、遺族や被害者に謝罪の言葉を述べてほしい」と願っています。
私も遺族や被害者の方々の気持ちに寄り添いたいと思います。
裁判では、青葉被告の刑事責任能力が争点となる見通しです。
京都新聞や朝日新聞によると、検察側は完全責任能力があったと主張する方針であることが分かっています。
一方、弁護側も精神鑑定を行っており、責任能力の有無や程度を争う可能性があります。
青葉被告はなぜあんな事件を起こしたのか、どういう心境なのか、法廷で全てを語ってほしいと思います。
そして、罪を認めて罰を受けるべきだと思います。
事件は多くの人々に深い傷を残しましたが、京都アニメーションは再建に向けて頑張っています。
私も応援していますし、これからも素晴らしい作品を楽しみにしています。