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# 京アニ放火事件の初公判、青葉被告は犯行動機と状況を語る

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【詳報】新聞ではとても書けない「京アニ」初公判で青葉被告が語ったこと《女性監督に恋愛感情を持ち、直接襲おうと…法廷で公開された動画》(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

こんにちは、現代ビジネスの記者です。 今日は、日本中が衝撃を受けた京アニ放火事件の初公判についてお伝えします。 ## 事件の概要 まず、事件の概要をおさらいしましょう。 2019年7月18日午前10時半ごろ、京都市左京区にある京都アニメーション (京アニ) の第1スタジオに男が侵入し、ガソリンをまきながら「死ね」と叫んで火をつけました。[^1^][1] 火災は約5時間後に鎮火しましたが、36人が死亡し、32人が重軽傷を負いました。 死者数は戦後最悪の放火殺人事件となりました。 ## 犯人の動機 犯人は青葉真司被告 (45歳) で、火をつけた際に全身に93%ものやけどを負いました。 初公判では特別な車椅子で法廷に現れました。 青葉被告は起訴事実を認めましたが、謝罪の言葉はありませんでした。[^4^][4] では、なぜ青葉被告はこんな凶行に及んだのでしょうか。 検察側は、青葉被告が自分の小説を京アニや所属のアニメーターに盗用されたと思い込んだことが犯行動機だとしました。 青葉被告は京アニ作品に感動して小説を書き始めたそうです。[^5^][5] しかし、京アニ主催のコンテストに応募しても落選し、ネット上でも評価されませんでした。 そこで、自分の小説をパクられたという妄想や恨みを抱くようになりました。 特に青葉被告は、「ツルネ」という高校の弓道部を題材にした青春アニメで自分の小説が盗用されたと考えました。 また、ネット掲示板で自分に好意を持っていると思い込んだ女性アニメーターにも恨みを募らせました。 しかし、これらはすべて青葉被告の一方的な思い込みであり、京アニやアニメーターは青葉被告の小説を知らなかったというのが真実です。 ## 犯行の状況 青葉被告は犯行動機だけでなく、犯行の状況についても語りました。 事件の1ヵ月前には、自宅のある埼玉県の大宮駅で無差別殺人をしようとして包丁6本を買いそろえましたが、実行には至りませんでした。[^6^][6] その後、京アニで女性アニメーターを直接襲おうと考えて、7月15日に埼玉県を出発しました。[^7^][7] 京都に着いてからは、京アニの本社や別のスタジオなどを下見しましたが、第1スタジオにアニメーターが最も多く在籍していることを察知しました。[^8^][8] そして、犯行当日にはホームセンターでガソリンの携行缶やライターなどを購入し、コンビニでカップ麺を食べてから第1スタジオに向かいました。[^9^][9] 法廷では、第1スタジオに到着した時の青葉被告の動画が映し出されました。[^10^][10] ## 弁護士の主張 弁護士は、青葉被告が心神喪失もしくは心神耗弱の状態で事件を起こしたとして無罪を主張しました。[^3^][3] 青葉被告は幼少期から虐待を受けたり、孤立したりしており、精神的な障害や障害があったという証拠を提示しました。 また、青葉被告は事件当時に妄想や思い込みが強くなっており、現実と区別できなかったと主張しました。 有罪判決になったとしても減刑するように求めました。[^11^][11] ## 検察の反論 検察側は、青葉被告が完全責任能力を有すると反論しました。 青葉被告は事件前後にも現実的な判断や行動ができており、妄想や思い込みは自分の都合の良いように作り上げたものだとしました。 また、青葉被告は自尊心が高くて他人のせいにする性格であり、事件はその性格によるものだと指摘しました。 ## 裁判の今後 初公判では、青葉被告の犯行動機と状況が明らかになりましたが、責任能力については争われることになりそうです。 裁判は今後も続きますが、京アニや遺族・被害者の方々への思いやりを忘れずに見守っていきたいと思います。