ウクライナ軍のバイラクタル無人機部隊が劇的復活 ロシアには不吉な兆候（Forbes JAPAN） - Yahoo!ニュース
こんにちは、今日はウクライナとロシアの紛争について話したいと思います。ウクライナとロシアは2014年から領土問題で対立していますが、今年に入ってからは緊張が高まり、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。しかし、ウクライナ軍は奮闘しており、最近ではトルコ製のドローンを使ってロシア軍に対抗しています。
そのドローンというのがバイラクタルTB-2無人攻撃機です。これはトルコが開発した最新鋭のドローンで、通信衛星で制御されるため、長距離飛行が可能です。また、ミサイルを搭載しており、敵の地上目標や船舶などを攻撃できます。ウクライナ軍はこのドローンを70機ほど購入しましたが、ロシア軍の侵攻時に多くが撃墜されました。
しかし、ウクライナ軍は部隊を再建し、TB-2を再び戦闘に投入しました。3日に公開された動画では、TB-2がロシア軍の占領下にあるウクライナ南部で、哨戒艇や補給トラックなどを空爆する様子が映っています。これは驚くべきことです。なぜなら、この地域はロシア軍が支配していると言われている空域だからです。TB-2がここに進入できたということは、ロシア軍の防空網が徐々に弱まってきているということです。
実際、ウクライナ軍は4カ月前から反転攻勢に乗り出しました。南部ザポリージャ州と東部ドネツク州で前進しており、ロシア軍の補給線や防空システムを攻撃しています。TB-2はその一環として活用されており、ウクライナ軍の戦力となっています。
TB-2はトルコだけでなく、他の国にも売られています。例えば、アゼルバイジャンは昨年のナゴルノ・カラバフ紛争でTB-2を使ってアルメニア軍に大きな損害を与えました。また、ポーランドもTB-2を購入しました。TB-2はロシアにとって不吉な兆候となっており、その影響力は今後も増すでしょう。
